キャリアについてのよしなし

MBAで元エージェントの外資系採用マネージャーがキャリア形成の戦略と定石を解説します 毎週木曜を含む週1〜2回更新

失業時の気持ちの落ち込みを乗り切る方法を考える

失業してしまった時の気持ちの落ち込みをどう乗り切ったら良いでしょうか。 世界恐慌の際に世界で初めて行われた「失業の心理的な影響」を調べた研究があります。 マリエンタールという街で行われたこの調査では、人々いかに失業によって無気力になっていた…

絶対食いっぱぐれないキャリアの作り方、マーケットバリューの上げ方④

マーケットバリュー(人材市場価値)を上げるための戦略、第4回です。これまでの記事はこちら。 ① 〜中世ヨーロッパで胡椒を売ろう〜 ②特化と拡張の最適化 ③転職市場で選ばれる人材になるための2つのやり方 これまでの内容をまとめると、マーケットバリュー…

就職・転職クチコミ・企業評価サイトの信憑性

口コミ・企業評価サイトはどの程度信頼すべきでしょうか? こうしたサイトで低評価がついている企業への転職は控えた方がいいのでしょうか? Open workをはじめとした企業を評価したりクチコミを書き込むサイト(以下クチコミサイト)がメジャーな存在になり…

バックグラウンドチェックとは、どれくらい厳しい調査がされるものなのか

バックグラウンドチェックとは、採用時に行われる経歴経歴調査です。今日はこれについて概要を解説します。 バックグラウンドチェックの基本 バックグラウンドチェックは専門的な調査スキルを要することと調査の客観性を担保するために基本的には調査会社に…

今JAL・ANAに就職するのはどうなのか

ANAが新卒採用の一時中断を発表しました。 ANAホールディングス(HD)は8日、グループの2021年度入社向けの採用活動を一時中断すると発表した。6月以降の面接などをいったん延期する。21年度は3200人程度を募集していた。航空需要は新型コロナウイルスの感染…

転職市場で選ばれる人材になるための2つのやり方、マーケットバリューを高める戦略③

少し前のエントリーになりますが マーケットバリューを高めるための基本的な指針として専門領域に特化する方向性と専門領域を拡張していく方向性、この2つを最適化しましょうという話をしました。 www.career-yoshinashi.com ということで今回はマーケット…

パソナキャリア、女性の転職に強いエージェント

パソナキャリアはパソナグループの人材紹介部門およびそのブランド名です。 2010年前後まで大変な勢いで伸びていました。2010年代後半以降はそこまで景気の良い話を聞かないですがひきつづき大手の一角といって間違いないでしょう。、企業担当と求職者担当(…

Web面接の気を付けるべきポイント、服装や場所など

私の会社ではもともと一部のプロセスでWeb面接を実施していたのですが、3月頃から本格的に対面面接をWebに置き換えることとなり、今では一次〜最終まで全てWebです。 結果的に多くの候補者をWeb面接することができ、色々ノウハウがたまりました。候補者サイ…

コロナ禍下での転職失敗のリカバリー

転職が一般化した現在、短期離職は「短期離職カード」の許容する範囲であればさほど大きなダメージになりません。 逆にあまりに短期が続くと次を探すのが難しくなってくるわけですが、そうは言ってもなかなか耐え難い状況もあるでしょう。どれくらいまでなら…

特化と拡張の最適化、マーケットバリューを高める戦略②

いろいろな人がマーケットバリューの高め方についていろいろなことを唱えていますが、その人の成功体験に根ざしたものだったりするもので、元エージェントとしてはこれはあまり一般化できないのでは、と感じたりします。それはなんのためのマーケットバリュ…

マーケットバリューを上げる戦略① 〜中世ヨーロッパで胡椒を売ろう〜

ということで予告通り、マーケットバリューを上げていくための基本的な戦略について解説していきます。今回のキーワードは「中世ヨーロッパで胡椒を売ろう」です。 マーケットバリューの上げ方、これは極端に言えば一人ひとり異なるわけですが、一方で私が何…

競争力のあるキャリアを作るのは難しくない、学ぶことさえ止めなければ

新型コロナウイルス禍は私たちの日常風景をすっかり変えてしまいました。新聞を見れば「歴史的」「史上初」「過去最多」といった形容詞がならび、1ヶ月先の状況さえ十分に見通せません。 いわゆるVUCA、変化が大きく(Volatile)、不確実で(Uncertain)、複…

リストラ・被買収など大きな変化のただなかで情報を正しく認識するコツ

景況感の悪化にともない、今後職場にリストラ・企業買収といった大きな変化が押しよせるケースが増えてくるのではないかと思います。今日はこういうケースで「辞めるor留まる」といった意思決定を正しく行うために、社内で飛び交う情報・噂話や自分の置かれ…

新型コロナウイルス下の就活・マスク着用の是非は?対面かTV会議か?

コロナ渦中の今年の就活の難しい点としてて、「面接にマスクをつけていくべきか否か(マスク問題)」や、あとは面接で対面かリモート(TV会議)か選べる状況になったときどちらを選ぶべきかといったポイントがあります。 今日はこれらの点についての基本的な…

新型コロナウイルスの就活への影響:スケジュールや採用人数について

最近学生さんにも「就職の参考になります!」と言ってもらえることがあります。ありがたい限りです。 さて今日は新型コロナウイルスの影響が拡大する中、今年の就活戦線をどう戦うべきかを2日連続で解説します。私の採用業界人脈をフルに活用した最新情報を…

「えっ、私の年収低すぎ?」はなぜ起きるのか - (プロが教える年収アップ戦略⑤)

年収アップ戦略の5回目です。各回の記事こちら↓ (戦略①) 基本的な考え方、年収上がり幅÷投下労力を最大化する (戦略②) GAFAの儲けに乗っかって年収を上げる方法 (戦略③)東京で消耗する価値とは? (戦略④)未来のマーケットバリューに継続投資し、好況時に回…

エージェント評 JACリクルートメント

JACリクルートメントは良く知ってる会社の一つです。 一応人材紹介の大手3社の一角ということになってますが、リクルートエージェントやDODA(パーソルキャリア)、パソナキャリアなんかとは明らかにターゲットが違うかんじです。 ここのコンサルタントもや…

【業界分析2】各業界カテゴリーの特徴と、高年収を狙う会社の選び方

ということで前回の続きです。前回記事はこちら↓ www.career-yoshinashi.com 前回のおさらいですが、世の業種は労働集約度の高い・低い現時点での労働生産性の高い・低いという2軸で分類することができます。 そして高年収を狙うためには【まずは上半分、労…

【業界分析1】高年収につながる業界選び(就活・第二新卒・バックオフィスの転職)

年収が高い業界をどう見極めればいいのか?就活や第二新卒・バックオフィスの転職など、業界選びの選択肢がたくさんある時、何を基準に選んだらいいのか?出世に興味ない人はベンチャーに行った方が良いって本当?今日はこういった疑問に答えます。 【目次】…

転職の上限年齢・限界年齢は実際のところ何歳なのか

40代・50代の転職が難しいって本当?転職の上限年齢は 何歳?最初の転職は何歳までが望ましい?転職の年齢にまつわる疑問を元エージェント・外資系企業採用マネージャーの視点で解説します。 【目次】 転職するだけなら50歳前後でも可能だが、最初の転職は…

コロナウィルスは採用、特に外資系の採用を止めてしまうのか - 転職マーケット展望

4月15日追記:思った以上に継続的にアクセス頂けるためアップデートしました 新型コロナウィルスによる肺炎の影響がいよいよ深刻な様相を呈し始め、各企業への採用活動に影響をおよぼしはじめています。 私の所属する企業(とある外資系メーカー)も例外では…

30代、年収に恵まれている営業事務の方のキャリア相談

今回はひさびさに転職相談をいただいたので回答します。 【相談内容】31歳女性、独身です。上位校とされる私大文系を卒業後、2回の転職をへて今はある大手企業の子会社で営業事務をしています。 今の会社に6年ほど勤めて現在の年収は額面500万円ほど、残業…

大企業からベンチャー・スタートアップへの転職の注意点(サイズ変え転職・2)

前回の続きです。今回はそれなりに発生するであろう、大企業から中小・スタートアップへの転職でありがちな落とし穴について解説します。特にベンチャーっぽい立ち上げ・成長期の会社に興味のある方に見てもらえると幸いです。 このパターンは大企業ならでは…

中小・スタートアップから大企業への転職の注意点(サイズ変え転職・1)

さて今回は「サイズ感の大きく変わる転職は意外と難しい」という話をします。 たとえば企業の従業員数のケタがひとつ変わる、そんなイメージですが、エージェントとして企業の採用担当ときて、数多くの転職を見てきた中で分かった、典型的な失敗パターンをご…

ロバート・ウォルターズ大阪オフィスの評価や案件【現役採用Mgr.が評価】

ロバート・ウォルターズ大阪オフィスについて採用マネージャー的視点から評価したいと思います。(※正式社名はロバート・ウォルターズ・ジャパン。以下ロバート・ウォルターズ) 【目次】 数少ない外資系エージェントの大阪オフィス オフィスの場所 持ってい…

好きな仕事・業界の年収が低いときどうすべきか

ファッションが好き、出版が好き、という具合に特定の業界の中で働くことがモチベーションになる人は少なくありません。 ところが以前のエントリーで書いたように、業界構造はそこで働く人の年収を大きく左右します。 もし自分が大好きな業界が構造的な低年…

不況期に就職・転職すべきか?~不況をやりすごす戦略~

今回は (プロが教える年収アップ戦略④)未来のマーケットバリューに継続投資し、好況時に回収する に関連して、「どうやって個人として不況をやり過ごすか」という戦略について解説します。 上記記事で書いたように、自己投資の成否は投資回収のタイミングに…

日本で社内公募が増える理由、これからは自律的なキャリア形成が必要な時代に?

社内公募は外資だとほとんどの会社が導入しています。日本ではまだそれほど一般的ではないですですが、今後まちがいなくこれが一般化します。 なんで今そんなに一般的じゃないかというと、日本では会社が一人一人の人事の決定権を持っているからです。 社内…

ITのプログラマー・エンジニアはどこに住むべきか

前々回のエントリーでは 給料を上げたいと思うなら、まずは一にも二にも住む場所を変えること そしてそれはソフトウェアなどのイノベーション型産業が集積している場所、日本ならズバリ圧倒的に東京 ということを書きました。 今回はその補足みたいな話です…

(プロが教える年収アップ戦略④)未来のマーケットバリューに継続投資し、好況時に回収する

年収アップ戦略の4回目です。各回の記事こちら↓ (戦略①) 基本的な考え方、年収上がり幅÷投下労力を最大化する (戦略②) GAFAの儲けに乗っかって年収を上げる方法 (戦略③)東京で消耗する価値とは? (戦略⑤)「えっ、私の年収低すぎ?」はなぜ起きるのか 前回・…

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