キャリアについてのよしなし

MBAで元エージェントの外資系採用マネージャーがキャリア形成の戦略と定石を解説します 現在は不定期更新

秘書のキャリアパスと転職について

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秘書は経営者をはじめとした上位管理職の人たちへのサポートを通じて、会社への貢献を実感できるやりがいのある仕事です。今回はそんな秘書のキャリア戦略と転職について解説します。

【目次】

AI時代、秘書としてどう生き残る?

さて秘書の仕事は会社によって多岐にわたるのですが、その一部は今後ITツールで置き換わることが予想されてます。

"今後AIに代替されると予想する職種として、「経理・財務・会計系」「秘書・アシスタント・一般事務系」という答えが40%を超えた。"

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たとえば、出張の手配、スケジュール管理などの大部分はAIに代替されるでしょう。

とくに現在20〜30代の比較的若い秘書職の方々は、世の中の秘書の総数が減るという前提でどう生き残るかを考えるべきです。

 

そこでこの記事ではまず生き残るための戦略を考えます。その上でさらになるべく高年収を狙うための方法についても触れます。

そもそも秘書をキャリアに軸するかどうかを考えよう

まず、まだ20代であればそもそも秘書からのキャリアチェンジが選択肢に入ってきます。

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特に秘書としての適性に自信がない場合や、秘書の仕事があまり合わないと感じているなら早めに他の仕事に乗り換える方が良いでしょう。

 

秘書はいわゆるソフトスキル(コミュニケーション能力や先回りする能力など)が重視される職種なので、向き不向きがでやすいです。

向いてないなら縮小するマーケットで勝負するのを避け、今後成長するであろう土俵にうつっていくことを考えても良いと思います。

秘書としての市場価値をどう作っていくか

秘書として食べていくと決めた場合は、秘書としての市場価値をどう作っていくか考えていく必要があります。

市場価値の作りかた1:差別化する

秘書はパフォーマンスの良し悪しを数字等の客観的な物差しで測定しづらい職種です。そこで市場価値を高めるには差別化が大事になります(詳しくは下記)。

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具体的な指針としては、秘書としての基本的スキルに加えて、プラスアルファとなるスキルを身につけると良いです。

このプラスアルファによって、経営者等の苦手分野を補える秘書になれれば市場価値が生まれます。たとえば語学やIT、オフィススキルなどが高ければレジュメにも書けます。

市場価値の作りかた2:情緒価値を高める

また、秘書の仕事の一部はAIで代替されると書きましたが、そうならない仕事もあります。下記の記事で解説した、いわゆる「情緒価値」のある仕事は将来もなくならない職種です。

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情緒価値とは、たとえば管理職と一般社員との間にたって色々調整するための高度なコミュニケーション能力です。

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こういう能力は面接でチェックされます。なので面接ではエージェントに面接傾向をよく聞き対策することで突破しやすくすることができます。

社長秘書であればウェブサイトやインタビュー記事なんかからも社長のキャラクターを予想できるはずです(ただしあまり作り込みすぎると入社後のミスマッチにつながるので、ほどほどにしたいですね)。

市場価値の作りかた3:エグゼクティブ秘書を目指す

大企業になると、秘書にもヒエラルキーがあります。要するにこんなかんじです。

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今後世の中全体で秘書の総数が減る場合、やはり下位から無くなっていきます。なのでなるべく社長・役員といったエグゼクティブ系の秘書経験を積むと生き残りやすくなります。

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エグゼクティブ系の秘書の方々はみなさんかなりの頭の回転の速さ・コミュニケーション能力・気配り力などがあります(その分年収も結構高いです)。これは割と向き不向きがでます。

ワンランク上を年収を目指すためには

秘書は典型的なバックオフィスの仕事なのであまり高い年収は狙いにくいです。とはいえそれでも外資・金融・コンサルなどのエグゼクティブ秘書ですと600〜800万円強までは結構普通に狙うことができます。

ただしこういった業界はストレス耐性とハイレベルな実務能力が大事になります。また金融などは同業種の経験があるかを見たりしますので、30代くらいまでの間に金融業界に足を踏み入れたいですね。外資もそうです。

スキル面では英語力、特に会話力はやはりあると重宝されやすいですね。

転職戦略とおすすめエージェント

秘書採用では書類選考で最低限の足切りをしたあと、まとめて面接をして絞り込んでいくという手法がとられます。

これは結局サポート対象となる方との相性が大事な仕事だからです。また上述したように秘書はソフトスキル重視の職種で、ソフトスキルは面接でないと分かりづらいという理由もあります。

応募方法についてはリクナビやエンなどで自分で案件を探していっても問題ありません。秘書は案件が掲載されていることが多いです。面接対策に自信がなければエージェントを通すとよいです。秘書でおすすめのエージェントを挙げておきます。

リクルートエージェント(解説公式サイト

パソナキャリア(解説公式サイト

MS-Japan(解説公式サイト

ロバートウォルターズ(解説公式サイト

パソナは派遣会社が母体ということで昔から秘書系に強いですね。案件数は結局リクルートがダントツだと思います。

MSは管理部門に特化しているので、たとえば秘書と一般事務、秘書と総務みたいな感じでバックオフィス系で色々な選択肢を考えたいケースにおすすめですね。

ロバート・ウォルターズは外資でとにかく案件を紹介してもらいたい場合に良いと思います。ただし英語力必須です。またここは時間経過とともに紹介案件数が急に下がっていく印象があります。

参考にしてみてください。

 

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