キャリアについてのよしなし

MBAで元エージェントの外資系採用マネージャーがキャリア形成の戦略と定石を解説します 現在は不定期更新

転職活動で退職すべきか留まるべきかの判断の仕方

転職活動で退職すべきかどうか(あるいはしても問題ないか)の判断は常に難しいものです。今回は頂いたご質問を通じて、どのようにこの判断をすべきかを解説したいと思います。 特集:「会社をやめる」を考えよう①短期離職はどのくらいまで許容されるのか?…

専門家がリクルートエージェントの特徴を詳しく解説しました

今回は大手転職エージェント(人材紹介会社)の、リクルートエージェントを取り上げます。同社を自分の転職活動のパートナーに選んでいいか迷っている方はぜひ参考にしてください。 端的に結論を知りたい、という方は下記目次の「まとめ」から読んでもらえる…

応募可能な求人が少ない場合に選ぶべきエージェントとは

なんかまだ8月だというのに既に若干秋の気配ですね。私は夏が苦手なので嬉しいです。 さて今日は「応募可能な求人案件が少ない時はどういうエージェントを選ぶべきか」というのがお題です。エージェントとの面談で、「実は希望される条件に沿う求人が少なく…

市場価値と現年収は別モノだし、年収予測はそこまでアテにならない

こういうサイトをやっているので最近色々な人の転職の日記とかツイッターとかを読むようになりました。 それで分かったんですが、 市場価値(マーケットバリュー) 市場価格(マーケットプライス、年収予測はこの一種) 現年収 の3つを混同している感じの人…

リソースが制約されると、思考も鈍る、という話(雑記)

今週は夏季休暇を頂いてまして通常更新はお休み、旅行先でのちょっとした気づきについて書こうかと思います。 ~~~ 昨年なかなか激務だったもので、今年はがっつりお休み頂いてヨーロッパに来ているのですが、そのヨーロッパ内の移動で生まれて初めてフラ…

デザインスクール・アートスクールへの進学、有りや無しや?

私は資格を盲目的に信じてキャリア形成するのは危険だと思っているんですけど、たまに何かの資格や学歴がニーズの波をとらえてやたらと大きな市場価値につながることがあります。 たとえば2000年代中頃にUSCPA(米国公認会計士)の資格ブームがきて、これが…

将来も残る仕事を見極める方法【情緒価値×日本人メリット】

市場価値を高めるために、どんな領域で努力すべきでしょうか?これはいつも悩ましいものです。そこで、将来もこういう領域は残るだろうから比較的おすすめしやすいですよ、というのが今回のお題です。 私は採用マネージャーという職業柄、”労働力"というカテ…

大企業とベンチャー、より転職市場で評価されるのは

今週はドイツ人の上司が来日してて全然更新できませんでした。私の場合、ひとつのエントリーを作成するのに、①骨子のメモ作成→②文章化→③リライト→④ブログに掲載というステップを踏みます。骨子のメモはもう100エントリー分くらいあるんですけど、②③にいつも…

人脈づくり、いるのかいらないのか、採用Mgr.としての結論おしえます

先日20代の知人からこんな相談を受けました。 「会社の偉い人に『結局ビジネスで成果を出していこうと思ったら、最後にモノを言うのは人脈。絶対今から人脈作りをしておくべき』というアドバイスをうけて、いま色々な異業種交流会に顔を出して名刺交換して…

転職の決断に迷うとき、考えるべき3つのポイント

転職の決断に迷うとき、何を考慮して決めればいいの?年収は仕事の満足度に2%しか影響しない? 今日はハーバードビジネスレビュー英語版のウェブ記事から、 "Before You Agree to Take on New Work, Ask 3 Questions (新しい仕事への転職を決める前に、3つ…

30代以上でもキャリアチェンジを実現する3つの方法

基本的には30代以上のキャリアチェンジは難しいです。しかし方法がないわけではありません。ここでは30代以上でもキャリアチェンジを実現する3つの方法をご紹介しましょう。それは①「タテの拡張で動く」②「ジョブローテのある会社に潜り込む」③「人脈を使…

短期離職はどのくらいまで許容されるのか?【人事の本音】

「短期で辞めると”我慢のできない人材”とみなされて転職しづらくなる」といったことを聞いたことのある人も多いでしょう。 短期離職はどのくらい許容されるものでしょうか?どういうケースでは辞めてしまうべきで、どういうケースなら現職に留まるべきでしょ…

専門家がマイケル・ペイジの特徴と評判を紹介します【外資系】

今回はマイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン(以下マイケル・ペイジ)を取り上げます。私はこれまで採用担当として150以上のエージェントとやりとりしたことがありますが、そんな経験を活かして、マイケル・ペイジの強みとする領域、コンサルティ…

本当に出世は必要ですか? - 職種ごとに異なる出世と年収の関係性

今回は年収アップのために本当に出世が必要かを考えてみます。結論から言うとこうです。 【もし年収アップをめざすなら】・経理・人事のようなバックオフィス職種は出世が大事・営業のようなフロントオフィス職種は出世しなくても方法あり バックオフィス、…

キャリアについて20代のうちに決めるべき、たった2つのこと

今回のテーマは「キャリアについて20代のうちに決めるべきこと2つ」です。そんな時間制限付きで決めなきゃいけないことなんてあるのでしょうか。そしてそれは何なのでしょうか?なぜ20代なのでしょうか?このあたりを採用マネージャー・元エージェント的な…

元エージェントの人が語る、あなたのエージェントが相談相手としては適切ではない(かもしれない)理由

今日は「エージェントが転職とかキャリアの相談相手として必ずしもふさわしくない…かもしれない」という話をします。 今日の話は、人材紹介会社を使いなれてる人には結構知られている話なので、そういう人は読み飛ばして頂いて構いません。元エージェントの…

キャリア形成の基本戦略、働きたくない人ほどマーケットバリューを高めるべき理由

前回は幸福度の高いキャリアを実現するために「自由度の高いキャリアを目指そう」という話をしました。 www.career-yoshinashi.com それを踏まえて今回は紹介した「自由度の高いキャリア」を形成していくための超大枠となる基本的な戦略の枠組みをお話しして…

幸福感を高めやすいキャリアとは?年収アップだけに傾倒してもダメな本当の理由

今の時代において、幸福感を高める良いキャリアって何でしょうか? よく転職系ブログでは年収アップにスポットライトがあたりがちです。年収はたしかに大事ですが、それだけでいいのでしょうか? 今回はこういったお題について考えるヒントを提供したいと思…

このサイトが提供する価値 & 自己紹介

このサイトではキャリア形成のための戦略、さまざまなセオリーをお伝えしていきます。 自己紹介 ●現在外資系企業で採用マネージャーをしています。現職を含めて何社か経験しましたが今まで一貫して採用に関連した仕事をしてきています。 ●人事系にフォーカス…

キャリア形成のセオリーとは?就職・転職の悩みは解決できる

キャリア形成には広く有効な戦略や定石があります。これはそうしたセオリーを解説するためのサイトです。 戦略や定石を知ることで、就職や転職、異動といったイベントにつきものの不安を解消し、自信を持って意思決定することができます。 年収アップであれ…

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