キャリアについてのよしなし

元エージェントの外資系採用マネージャーがキャリア形成のセオリーを解説します 毎週木曜を含む週1〜2回更新

短期離職を繰り返した人が転職を成功させるには

本当は前回やった年収戦略の連載の2回目を書くつもりだったのですが、諸事情により一回スキップします。笑

 

今日は短期離職による不利があっても転職を成功させる方法をご紹介します。

 

そもそもどれくらいの短期離職だと不利になるのか

まずどれくらいの期間で転職をすると短期転職とみなされてしまうのか、またどれくらい短期転職を重ねていると不利になるのかについては以前書いたエントリーをご覧ください。

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この記事にもあるように、一般的には3年を下回る期間で転職をするとやや短いとみなされることが多いです。ただし、これは業界・職種・住んでいる土地などによって変わってきます。

 

また、20代や30代であれば、1〜2回の短期転職であればあまり不利になりません。逆に言うと、3年を下回る期間での転職を4回も5回もしてしまったりするとマーケットバリューに悪影響をおよぼし、転職活動が難しくなってくる可能性が高いです。

 

ではもし短期離職を何度も繰り返したことによる悪影響が出てきた時、どうすれば転職活動を成功させることができるでしょうか?

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短期離職の不利を覆すには、まずはエージェントを活用する

まず求人広告を使っての転職は、短期離職を繰り返した人の場合少々不利に働きます。実際のところ企業の採用担当者は、求人広告媒体から見られる表面的な経歴だけでスクリーニング(書類選考)してしまうことが多いためです。

 

その点エージェントの場合、エージェントの担当者が「この人はいける!」と思った場合、その人の持つユニークなスキルをアピールしたり、短期転職が重なってしまった理由を上手に説明したりすることで面接にこぎつけられるように採用担当者を説得してくれるケースがあります。

 

次にどんなエージェントを選ぶべきでしょうか。大手は諦めて小さいエージェントを選ぶことです。特に上述したような「不利を覆すための動き」は登録者確保に四苦八苦している小規模なエージェントの方が熱心にやってくれる傾向にあります。

 

逆に大規模なエージェントは比較的簡単に転職決定までこぎつけられる、きれいな経歴の人を優先する傾向があるため、短期離職が続いてしまった人はあまり注力されなかったりそもそも登録できなかったりします。(ご紹介できる求人がありません、ってやつですね)

 

イメージとしては数人〜数十人でやっているところ望ましいでしょう。

 

さらに小規模エージェントの中でも、特に業界職種特化型のエージェントを使うのが良いです。業界・職種特化型のエージェントはその領域に対する知識が大手エージェントよりも詳しいため、大手だと見逃されてしまうような強みを見出してもらうことがあります。

 

小さいエージェントにさえ匙を投げられたら

さてそうした小さいエージェントにさえ匙を投げられてしまうような場合はどうしたらいいでしょうか。この場合、ハローワークに行くのも手だと思います。ハローワークで募集している企業というのは求人広告やエージェントにお金を払えない中小零細企業が非常に多いです。その分採用に苦労していることが多く、多少の短期で色にも目をつぶってくれる傾向にあります。

 

多くの場合給与面等には期待できないことが多いですが、新生危険が長期化すると、マーケットバリューが毀損する傾向にありますので、状況によってはなりふり構わずハローワーク経由で中小企業に身を移し、3年以上がんばったあとその次のステージで条件アップを狙いに行くのも手です。

 

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