キャリアについてのよしなし

MBAで元エージェントの外資系採用マネージャーがキャリア形成の戦略と定石を解説します 毎週木曜を含む週1〜2回更新

有利な転職タイミングとは、景気の客観的な判断指標

景気は就職・転職の有利不利に大きく影響します。

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では有利なタイミング、不利なタイミングを客観的に判断するにはどうすればいいでしょうか?

転職の有利なタイミング・不利なタイミングを見る指標とは

私のおすすめは厚労省の有効求人倍率のデータを見ることです。

ググるとすぐ出てきますが、一応リンクも貼っておきます。

職業紹介-都道府県別有効求人倍率:主要労働統計指標|労働政策研究・研修機構(JILPT)

 

このデータを都道府県別に見ていってもいいですが、全国平均だけでもだいだいの傾向はつかめます。

 

傾向の目安はこんな感じです。

0.8倍を下回る・・・買手市場。あまり転職はお勧めできない
0.8倍〜1.0倍・・・普通〜やや買い手市場。転職は可能。
1.0倍〜1.2倍・・・転職しやすい。年収Up チャンスも
1.2倍〜・・・売手市場。とても年収Upしやすい

これを1990年以降の全国有効求人倍率のグラフに反映したのが以下です。

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私は2000年代の中盤からずっと採用の最前線にいますが、このグラフはマーケットの状況をかなり正確に反映していると思います。

2003年まで・・・氷河期。転職しづらかった。

2004・2005年・・・回復期。転職しやすさは普通。

2006〜2008年前半・・・転職しやすかった。エージェント各社が急成長。

2008年後半〜2011年・・・リーマンショック不況。転職しづらい。

2012〜2013年・・・回復期。転職しやすさは普通。

2014〜2015年・・・人手不足が騒がれるように。転職しやすかった。

2016〜2019年・・・超売手市場。ものすごく転職しやすかった。

特に年収アップしていきたい場合、転職のタイミングはかなり影響します。だから好景気(橙・赤)になるべく動くとうまくいきやすいです。

(逆に不況(青の時期)に、特に不満がないのに好待遇につられて転職するのは一般的にはあまりおすすめできません)

不景気でも転職したい場合は

ただそうは言っても激務で心身が病みそうだったり、配偶者の転勤、あるいはハラスメントなどの理由でとにかく辞めたい!ということもあるでしょう。

また全く異なる職種にチャレンジするには年齢制限があります(下記参照)。

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このように景気回復を待っていられない時は不景気だろうと転職すればよいのです。

短期離職を繰り返していたりしない限り、粘り強く活動すれば転職先は見つかります。

 

そして転職先で景気がよくなるまで待つ。景気が良くなってきたら動く。目安は求人倍率1倍以上です。これでかなり良い転職先を見つけることができます。

 

関連記事です。不況をやりすごす方法についてもう少し詳しく解説しています。

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不景気のあいだに自己投資をしておくと、景気がよくなったときに年収をジャンプアップできます。

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