キャリアについてのよしなし

元エージェントの外資系採用マネージャーがキャリア形成のセオリーを解説します 毎週木曜を含む週1〜2回更新

エージェント評:ロバート・ウォルターズ 持ってる案件、評判は?英語できない人は登録できる?

エージェント評、今回はロバート・ウォルターズです(正しくはロバート・ウォルターズ・ジャパン)です。

 

このロバート・ウォルターズヘイズ・スペシャルリクルートメント・ジャパン(以下ヘイズ)、そして以前紹介したマイケル・ペイジの3社で日本における外資系エージェント3強かなと思います。

 

エージェント評:マイケルペイジ【採用Mgr.&元エージェントが語る】 - キャリアについてのよしなし

 

紹介案件はやはり外資系のものが多いですが、日系企業の英語力の必要な求人も一部あります。

 

外資狙いならほかにJACリクルートメントとかエンワールドとか、日系でも色々ありますけどね。

 

ロバート・ウォルターズは外資系エージェントで最大手?

ロバート・ウォルターズは外資系大手3社の中でもおそらく現状は最大手だと思います。

そんな大きな業界でもないのであまりこのあたりについての正確なリサーチがないのですが、単純に従業員比較でいうとこんな感じです。

ロバート・ウォルターズ 250人
ヘイズ 200人
マイケル・ペイジ 180人
(「人材コンサルティング会社&サービスガイド100選」2018年度版を参照)

 

このビジネスの性質上、従業員に占めるコンサルタント数の割合はあんまり変わらないので(8割ちょい)、おそらくコンサルタント数も一番多いのではないかと思います。

 

最大手らしく、ほとんどあらゆる業界・職種をやってます。金融・ヘルスケアといった昔から外資が強い業界はもちろん、メーカー・IT・ソフトウェア・消費財・コンサル・サービスなどなんでもというかんじ。

 

やってないのは工場オペレーターとかの、基本的にどの会社でも英語力は求められないような職種です(リクルートやDODA(パーソルキャリア)はこのあたりの職種もカバーしています)。

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若手もシニアもやるし、派遣も契約もカバーする

また同じく外資に強いエージェントでもJACなんかは30代以降・高年収帯に特化してきていますがロバートウォルターズは若手もやりますし、派遣・紹介予定派遣・契約社員の紹介もやってます。

 

英語力はあるけどあまりしっかりした職歴がなく、正社員での就業が難しい場合はここなどで契約社員ポジションを探すのが良いでしょう。外資も人員管理(ヘッドカウント)の兼ね合いで結構契約社員の募集を出します。経験積めばその後正社員への道もひらけます。

 

ロバート・ウォルターズを使うメリット

ここの良いところの一つが、日系におけるリクルートの場合と同じで、最大手ゆえに独占案件を持ってることが多い点です。

 

人事の立場からすると多数のエージェントと同時にやりとりするのは負担なので、求人案件を1社か2社に絞って出すことがあるのですが、最大手だとそういう独占案件が回ってきやすいんですね。

 

その意味で明確に外資に転職したいという希望があるなら最初に登録すべきエージェントといってよいかと思います。

 

一方で日系企業のバイリンガル系の案件なんかはJACあたりの方が強いイメージがあるので、単に英語を使って転職したい!日系外資は不問!みたいな人はJAC優先でいいんじゃないでしょうか。

 

一度にたくさんエージェント登録するのも大変ですしね。

 

ロバート・ウォルターズへの登録がお勧めできない人は?

ここ、外資にありがちなのですが求人案件ごとに別のコンサルタントと話すことになります。その分各コンサルタントは自分の担当案件については詳しいのですが、ただ中には日本語しゃべれない外国人コンサルタントがいるんですよね。

 

しょうがないっちゃしょうがないのですが、それなりに英語ができないと込み入った話もできないでしょう。

 

なのでまだ英語にそこまで自身がない、でも外資系企業の英語力は初級~中級でOK、みたいな案件を探しているならやはりJACやISSコンサルティングなどがいいと思います。あとはそのレベルならいっそリクルートあたりが持ってたりしますね。

 

社風やコンサルティングのスタイルなど

人事としてここのコンサルタントの人達と話しているとよく「ウチはチームワーク重視です!」とか言ってきますが、本当かなぁ、と(笑)。

 

正直個人的にはここもマイケル・ペイジもヘイズもそんなに印象違わないですね。強いていえばヘイズが一番ゴリゴリ、押しの強いスタイルのような気がします(苦笑)。まぁこのあたりは今後もリサーチしていきたいと思いますが。

 

ただまあ、コンサルタントへのトレーニング体制なんかは結構しっかりしている印象がありますね。若くても結構業界のこと勉強してる人多いですし。それもあって全体的な評判は結構良いと思います。最終的には担当次第ですが。

 

半分余談なんですがここ、立命館アジア太平洋大学とか出身の外国人留学生で日本に就職した人達を結構採用しているイメージがあります。

 

外国人エージェントの中でも外国人留学生という出自の人達は長年日本に定着して働いている人達が多く、信頼できる気がしますね。

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