東京オリンピックの開催見通しはいよいよ怪しくなってきましたが、
今日は「1オリンピック・サイクル(=4年)」頑張ればわりと何でもできる
という話をしたいと思います。
4年という期間のちょうどよさ
前回社会人MBA留学に関連した記事を書いたのですが、
自分が留学を決意してから実際に実現するまでの期間がちょうど4年くらいでした(合格自体はその半年前にしていますが)。
それで4年間、留学実現に向けてコツコツ勉強したり応募書類を作ったりしていたのですが、そのとき「4年くらい時間をかけると結構いろいろ実現できるな」と思ったものです。
4年間というのはなんらかの目標に向けて頑張り続けるにはなかなか良い期間ですね。
私の場合これが6年とかになるとちょっと長すぎて挫けてしまうんですが、4年だとなんとか継続できました。
特に今のタイミングだと「次のオリンピックまでに」というふうに自分を鼓舞できます。
それにTVなんかで次のオリンピックを目指すアスリートが取り上げられることってあると思うのですが、そういう時に過酷なトレーニングに励むアスリートを見て「自分も頑張らなきゃ」と思えたりします。アスリートと併走しているような感覚を得られます。まぁ一方的な思い込みといえばそうなのですが(笑)
4年間で何が実現できるのか?
4年間あれば、結構いろいろなことができます。
仮に1日1時間であればそこそこ忙しい人でも頑張れば捻出できるでしょう。
この時間を、たとえば資格試験の勉強をするとして
1日1時間=365時間
これを4年継続で1500時間弱です。
1500時間あればそこそこ色んな資格習得も可能で、
TOIEC 450点の人が900点を取るのに必要な勉強時間1300
簿記1級が600時間
社労士が800〜1000時間
と言われています(ソースを入れようと思ったのですが面倒なので省略します)
どれも転職には有利に働きますね。TOIECは厳密には資格ではないですが。
このように 1500時間というのはけっこうキャリアにインパクトを出せる時間です。
また4年間貯蓄するとしましょう。
毎月5万円を貯金すると5万×12ヶ月×4年=240万。
これはさすがに海外MBAには足りない金額ですが、国内MBAなら十分実現可能な額です。
今の時期に自己投資するということ
これからしばらくはかなり景気の先行きが怪しそうですし、そうすると縮小均衡系の仕事が増えてくる人もいるでしょう。あるいは単純に仕事がヒマになる人も出てくると思います。
こんなふうに「最近コロナもあって仕事で成長できてないな」と感じている人は今から自己投資しておくとよいと思います。そうすると景気が良くなってきたタイミングでちゃんと回収できます。
以前も解説した、「未来のマーケットバリューに継続投資し、好況時に回収する」という、年収アップにおいてとても有効な戦略ですね。
今年はボーナスや昇給が抑えられている人も多いと思いますが、こういう時はもう割り切ってしまって、いずれ来たる好景気時にどうやって取り戻すか考える方が良いです。
今年は上半期だけでもコロナによる変化の大きな期間でした。
Stay homeで自分と向き合う時間がとれた人も多かったのではないかと思います。
次のパリ・オリンピックに向けて一つのゴールを決めて何かを始めるには最高のタイミングではないでしょうか。