エンワールド・ジャパン(以下エンワールド)について詳しく解説します。エンジャパンの関連会社ながら、外資最大手に匹敵する規模感を誇るユニークな会社です。個人的にも大注目のエンワールドについて、特徴やメリット・デメリットをお伝えしましょう。
この記事がおすすめの方
エンワールドがどんな転職エージェントなのか、エンワールドを使うことのメリット&デメリットなどを知りたい方など
目次
概要
エンワールド は外資系企業への転職や英語を活かした転職に強みを持つエージェントです。転職サイト大手のエンジャパンの関連会社ですが、経営はけっこう独立性を持ってやっているという話を聞きます。またもともとウォールストリートアソシエーツというエージェントが母体になっていて、当時から在籍している超ベテランコンサルタントがいたりします。
会社名 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
---|---|
創業 | 1999年(前身のウォールストリートアソシエーツ社の設立年) |
従業員数 | 329人 |
コンサルタント数 | 非公開 |
オフィス所在地 | 東京(京橋・銀座)、名古屋(栄)、大阪(梅田) |
公式 | リンク |
なおエンジャパン本体も転職エージェント(人材紹介)事業をやっていて、こちらはエンエージェントというサービス名称になっています。こちらはエンワールドとはぜんぜん毛色がちがうようです。
カバーしている業界
メーカー | ◯(なんでも) |
---|---|
IT・通信 | ◯ |
金融・コンサル | ◯ |
ヘルスケア | ◯ |
消費財・サービス | ◯ |
強みとする年齢ゾーン
エンワールドは比較的30代以上のミドル~ハイクラス層に強みを持ちます。対象年齢層としてはJACリクルートメントとかなり近い感じですね。
強みとする領域
あらゆる業界におけるホワイトカラー職種をカバーしていますが、前身のウォールストリートアソシエイツが金融特化でスタートしたエージェントだったので、特に金融関連は太いパイプを持っている印象があります。
人事・経理といったバックオフィス系の印象もいいですね。
コンサルティングのスタイル
エンワールドのコンサルティングスタイルの傾向を見てみましょう。
私もけっこうこことは長い付き合いですが、割とバランスの良いコンサルティング傾向をする会社だなという印象です。ロバートウォルターズやヘイズのような、外資系につよいエージェントの中では比較的マイルドな部類ではないでしょうか。バランスが取れている、という意味で近いポジショニングなのはJACですね。この2社はターゲット年齢も近いです。
エンワールドは比較的転職者の考えによりそった形で対応してくれる感じなので、とくに30代などではじめて転職活動をする人なんかにはおすすめできます。
プロによる寸評
私はとくにここの関係者でもないですし、現状何か利害関係があるというわけでもないのですが、ここはなんとなく好きなエージェントです。なんというか、採用方針がしっかりしているのか、全体的にちゃんとした担当者が多い感じがします。何度も書いてますが、基本的に個人商店の寄り合い所帯みたいな会社が多い業界なので、同じ会社でも担当による当たり外れはどうしても出てくるのですが、ここの担当者で極端にダメだな、と感じた担当者は今のところいないですね。
こことロバートウォルターズなんかはコンサルタント教育にかなり力を入れているなんて話も聞きます。